top of page

DUB-GAC-ts

DUB/Grand Auditorium Cutaway/torrefied European spruce top

ダブ/グランド・オーディトリアム/トリファイド・ヨーロピアン・スプルース・トップ



スロバキア産オーク x トリファイド・スプルース の個性

DOWINAがあるスロバキアで産出するオーク材ボディのDUB(ダブ)モデルは、その材料選択だけでもじゅうぶんに他にはない魅力を持ったギターですが、この1本はそれに加えてボディ・トップにトリファイド(ベイク:いわゆる加熱処理)したヨーロッパ産スプルースを組み合わせた、とても個性的な1本です。

ヨーロッパ産のオーク材は、乾燥にじゅうぶんな時間を要すること以外は硬質ながら成型はしやすいため、実はギターの木工には向いた素材でありながら他のアコースティック・ブランドで目にすることが殆どない理由は、もしかしたらやや面白みに欠ける外観やその色味、また家具や建材で一般的すぎるからなのかもしれません。

サウンドは、同じく高音に特長があるウォルナット材と似てすっきりと直線的な印象が強いのですが、この個体はボディ・トップに、生産からあたかも何年も弾き込まれたかのような「味」を求めるトリファイド(ベイク)処理をしたスプルース材を組み合わせています。

そのおかげか、奥行きというか丸みというか、一直線に伝達されてくる成分以外の音の広がりを感じられる1本に仕上がっています。オーダーしない限り通常は流通しない、特別な1本です。


ボディ形状:グランド・オーディトリアム・カッタウェイ

トップ:トリファイド・ヨーロピアン・スプルース

バック&サイド:スロバキアン・オーク

ヘッドストック:レギュラー・シェイプ

マシンヘッド:Gotoh

ネック:カヤ・マホガニー w/ウェンジ

ナット&サドル:牛骨

ナット幅:45mm

スケール:648mm

ブリッジ:エボニー

指板:エボニー

電装:L.R.BAGGS Anthem

仕上げ:ナチュラル・クリアTOP、ローグロスSIDES&BACK

(オープン・ポア)

閲覧数:3回
bottom of page